押勝日記

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ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷、という映画を見た。実在の屋敷をモデルにしたホラー映画だ。ある老婦人が、とある事情で、自身が死ぬまで増築し続けたと言われる、見た目も中身も奇妙な館がモデルとなっている。

ウィンチェスターと言えば、あのライフルで有名なウィンチェスターです。ゴールデンカムイで土方が使ってるやつ、僕は銃は詳しくないのであまり分からないが。

ホラー要素は強め...かな?物足りないと言えば物足りない。ライトな感じのエクソシスト、と言ったところか。

 

 

以下あらすじ

 

サラ・ウィンチェスター(英語版)は夫が遺した広大な屋敷に暮らしていた。彼女の夫、ウィリアム・ウィンチェスター(英語版)は銃製造会社の社長であったため、その突然死は銃で殺された人間の怨霊が原因だと噂された。子供と夫を立て続けに亡くしたサラは悲しみの底にあったが、自分も怨霊に取り憑かれているのではないかという思いが日に日に強くなっていた。ついに耐えきれなくなったサラは霊媒師に助言を仰いだ。サラはその助言通りにカリフォルニア州サンノゼに引っ越し、亡くなるまでの38年間を邸宅の建設に捧げることとなった。傍から見れば狂気の沙汰であったが、サラにとっては怨霊から逃れるための必死の策であった。

1906年精神科医のエリック・プライスはそんなサラの診察のために邸宅に赴くことになった。そこで彼は怪奇現象に遭遇し、サラが正気であることを確信するに至る。

(wikiより引用)

 

以下ネタバレあり

 

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もっと老婦人の狂気が見たかったなあ、と思っていたら、最後にはこの御婦人をちょっと好きになっていた、そんな映画。死ぬまでの38年間、亡霊の影に怯えながら、ずっと増築し続けるというのは、完全に狂気の類、取り憑かれている類だろうと見る前は期待した。が、この老婦人、家族を守ろうとし、地域からも愛される、普通にいい人で、また、最後まで見ればそれが心地よい。こ、これからも亡霊を封じてくれえ、がんばれえ、って感じ。俺はおばあちゃんっ子なので。

ラスボス退治に関してはご都合主義と思う人も居そうだなあ、と。ただ、あの御婦人、全部分かっててあの医者呼んでる気もした。

また、ラスボスの攻撃がFateのエミヤ味があった。正体も、ありがちな設定ではあったけど、やっぱりゾクッとするものがあったかな?

一番怖かったのは、御婦人がヒスってる感じになってるシーンかな。

そして、やっぱり凄い武器を作ってしまった人の苦悩は計り知れないのだろうなあ、という感想。お前のせいで息子が死んだ!とか言って来る人もいただろうし。

 

近いうちに、また別のホラーも見たいな。