ゾンビーワールドへようこそ
Amazonプライムで映画を見た。
ゾンビーワールドへようこそ、という青春ゾンビものだ。
ボーイスカウトに所属する3人のイケてない男子高校生が、ストリップ劇場で働く超美人で銃の扱い激ウマなウェイトレスと、スカウトの知識を使ってゾンビだらけの街で生き残る。そんな話。
笑いあり、涙あり、おっぱいあり、のB級映画である。
男子高校生ならではというか、どぎつくはないが、下ネタが多いので苦手な人は苦手かも。
僕は両親とは観れないな、と思う。
ゾンビの動きは早め。また、人間だった頃の性質というか、習慣は残っているのが個人的に好きだった。SIRENの屍人的な感じです。
真面目な主人公、とにかく女の子とエッチをしたいという憎めないお調子者、スカウト大好きなおデブちゃん、という実にバランスの良い3人組が可愛くて仕方ない。
また、思春期のイケてない男の気持ちがよく分かる僕にはとても共感のできる映画であった。
ゾンビものとして奇抜な設定とかは特にないけど、お約束みたいな感じで安心して観れる。
また、設定が奇抜ではなかったおかげで、3人の男の子たちの友情物語に集中できて良かったのかもしれない。
個人的に、ウェイトレスの姉ちゃんと主人公が付き合うのかと思っていたら、そんなことは無かった。あの状況でキスまでしておいて(大人の男にしてやる的な感じでとても良かった)、吊り橋効果もヘッタクレもなかった。
まあそこで短期間一緒にいた女の人になびかずに、小さい頃から思い続けていた女の子の方を想い続けられる主人公だったからこそ、爽やかな気持ちでずっと見られたのだと思う。
とにかく、主人公が真面目で良い奴なのだ。久しぶりに、この主人公好き!と素直に言える映画だった。