新しいことにチャレンジしよう①〜ウイスキー紅茶漬け〜
材料は…
ウイスキー 約250ml
紅茶(アールグレイ) 4パック
ウイスキーはバーボン、オールドグランダッドのボンデッド?(ちょっと勿体ないかもしれないが、こういうのは勢いが大事、多分)
紅茶は色んな所で売ってるし、たくさん種類が入っているものを選んだ。ハマったら他の紅茶も試せるしね。
瓶は百均で購入。
ここから3時間程度漬けてみる。
途中経過、1時間ごとに蓋を開けて香りを確かめたが、元々キツめのツンとしたアルコールを感じたものが、アルコールにやられた僕でも分かるほどに、明らかにまろやかな香りになっている。
お分かりいただけるだろうか。色がかなり変わっています、しっかり漬かりました。
呑んでみる。
まずはストレート…美味すぎる。
元々50度と度数の高いウイスキーの、あの喉越し?は残しつつ、香りが全く嫌味ではない感じ。
そして炭酸割り。飲みすぎて妻から酒臭いと言われないように、早めにね。鼻に抜ける紅茶の爽やか香りが心地よい。
別日には温めた牛乳で割ってみた。これは少し失敗…。混ざらず分離してモロモロになってしまった。味は間違いなく美味かった。
次はレディグレイとか、他の紅茶で試してみようかな。
新しいことにチャレンジしよう②~おつまみを自分で作ろう~
おつまみ、ついつい買って済ませちゃう事が多い。楽、早、美味なので。
でも折角だから…
新しいことにチャレンジしよう、その②。
おつまみを自分で作ろう。
妻が解凍した鶏肉が半身ほど余ったので、鶏チャーシューにしてみた。半身っていう言い方あっているのかな?
某料理のお兄さんが紹介していた作り方で、鶏肉にフォークで穴を開けて、焼肉のタレを揉みこんで、15分寝かせて、両面レンチン。
【写真1】鶏肉を漬け込んでいる、美味しくなれ
鶏チャーシュー、簡単に出来る照り焼きって感じで、味はとっても美味しかった。
完成した写真を撮り忘れるくらいには…。
小ネギ刻んだのを振りかけても美味しそうだ。
また作ろう。
読書覚書『闇の自己啓発』第3部 第6章アンチソーシャル
★気になったワードを箇条書き
★※は感想、気づき、連想など。
★『』は書名、「」は本文引用
・クィア理論、従来の分断を捉え直し新たな連帯を可能にする分析
・ヘテロノーマティヴィティ(異性愛規範性)とホモノーマティヴィティ(同性愛規範性)
それぞれのステレオタイプ的な表象を代表的なものとして捉えてしまうことへの批判
・「アライ(支援者)」
→単に意識が高いだけでなく、本当に個人個人を理解しようとしているかどうか
・ciniiでクィア調べるべし
・森山至貴『LGBTを読みとく――クィア・スタディーズ入門』
・『欲望会議――「超」ポリコレ宣言』
・「(再)生産性への信仰」
・片岡一竹『疾風怒濤精神分析入門ーージャック・ラカン的生き方のススメ』
・絶えざる自己変容のプロセスとしてのクィア。可能性を見出だす。固定化しない。
・オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』と澁澤龍彦『エロティシズム』の関連?
・非人称的ナルシシズム
感想
アイデンティティについて捉え直す?
自己を確立するということについて、囚われすぎていないか。
読書覚書『闇の自己啓発』第3部闇の思想 第5章反出生主義
★気になったワードを箇条書き
★※は感想、気づき、連想など。
★できるだけ書名『』、本文が引用している箇所は「」
第3部 初めから
・いきづらさ、人間関係、愛について考える
・アンチソーシャルな「自己啓発」の可能性とは
5章
・反出生主義に対しての、実存の問題。論理ゲームと当事者意識の欠如。
・ベネターの反出生主義
→現存する生の否定ではなく、これから始まる生の否定。
→良き生とそれを蝕む悪しき苦痛と死の二項対立。
・注、サヴァレスキュ。道徳のエンハンスメント。
→薬物投与で道徳的になった人間は薬理学的に奴隷化された人間であり、道徳的な人間とはみなされない。(森岡正博)
→「時計じかけのオレンジ」
・反出生主義の実践として、人類を絶滅させるためにパイプカットをしてモテモテになる努力をする。
・エーデルの再生産的未来主義。子どもという表象を未来の象徴として利用する立場
・クィア理論
→性的マイノリティの思想や文化・歴史を研究対象とする分野で用いられる理論。
・ハンス・ヨナス
→未来世代への責任
・未来世代(子どもという表象)の政治利用。その対としてのクィア理論。
→戦争での徴兵、国の借金、など
・E.Mシオラン
・ジョルジュ・アガンベン『オプス・デイー任務の考古学』
・今の苦しみの原因が自分の自由意思や血統にとどまるものなのか、制度的要因や環境にも視野を広げて考えることはできるはず。
・ロングフル・ライフ訴訟(本来避け得たはずの不当な苦しみを伴う生が与えられた事態に関する責任を問う訴訟)
・母性編重批判
→育児の責任を母親に押し付けすぎている。制度を整えることで環境を変えること、若年層の意識を少しずつ変えていくということが必要か。男性だけの意識を変えればよいというわけではない。女性側の意識も変える必要がある。(最近Twitterにあった、男性が育休を取ることに女性すら否定的であった話など。育休を男性が取ることを嫌がる女性がいるということが驚きだった)
→読み返していて気づいたが、別に若年層に限らなくてもよいような......自分の中の、老人たちは変わらないという無意識の偏見に気づけてよかった。
・労働基準法を守るように、家事労働に賃金を払うとつぶれてしまうような家庭
→賃金を支払えないくらいの労働量を母親に押し付けているという家庭、という理解で大丈夫か。
・シオラン「一冊の本は延期された自殺だ」
→自分の周りでうつ病になった人も、うつ病の時期にはよく読書をしていたようだ。うつ病の時に本なんか読んで余計にうつにならないのか、と思いはしたが、自分自身、メンタルやんで引きこもっていた時期は、気団まとめとか修羅場まとめとか読み漁って1日を潰していた。読むジャンルを選べば、文字を読むということは、精神的によいものなのかどうか。
・地縁血縁職場以外の人間関係
→・・・。自分の居場所を増やすことの重要性を、この新型コロナウイルスの時代では、殊更に感じる。職場に行き、家では妻とふたりという状況が加速されている。それ以外の人間関係がない。全く悪いことではないのだが。友人とお酒を飲みに行くことも憚られるため、世界が狭くなったなと息が詰まる感じは偶にある。
・ゼノフェミニズム
→ゼノって接頭語「外からの」という意味なんだ......なぜ今まで調べなかったのか。ゼノギアス。
→形而上学的ホラー短編集を執筆しているらしい、読んでみたい。『人類に対する陰謀』
・ザッフェ、人間の自意識は進化の過程で生じた悲劇的なエラー。
・「生まれてこなければよかった」ではなく「現世辛い」なのかも。
・「生まれてこなければよかった」ということへの解決策
①意識のある主体を生産したということを反省しない、何も考えない。
→ある意味で正解か。そのようなことを考えるのを諦め、流れに身を任せる。
②「生まれてこなければよかった」ものを美という観点から見ると、「生まれてきてよかった」となるかもしれない。自分自身を作品とする。生き様の作品化。映画「ジョーカー」
→三島由紀夫、太宰治?人の人生を作品として消化することをやり過ぎてはダメだが。
→自分自身の人生を作品としてどう仕上げていくか。どう人の記憶に残っていくか。
作品としてとらえるなら、自分の人生に意味を見出だす面も出てきそうだが、それは苦しみへと繋がらないか。美しい人生って何だ。
③人間を機械的なものととらえる。痛みや苦しみを外部刺激としてデータ的に処理する。思想や感情は常に行動の原因でなくともよい。サドの影響。
自分の原理や原則を設定し、それに従って生きていく。
→自分の原理原則を外部からコチコチに否定されたり、行き違いが生じたりすると、それはそれで苦しくなるもの。身も蓋もないがバランス感覚は大事。諦めたくはないが、自分を周りに適合させていかなければ生きるのが辛い、生きていけないと諦めている自分は少し悲しい。周りと色々会わせながら、何を貫くか。
全体的な感想
「反出生主義」という少し絶望感のあるテーマを扱った章であるが、反出生主義に賛成というわけでもなく、反対というわけでもなく。
あくまでも、現代の社会で生きづらいと感じた時に、その苦しみから少しでも楽になれる視座を持とう、そのために、現代社会に反するような理論や考え方をも利用していこうというスタンスであるようだ。
「生んでしまった責任」「自分が育てたら怪物を再生産するだけになりそう」など、子孫を残すということに関する四者の発言に共感することも多かった。
人生がある程度確定してしまうことの恐怖と、子どもという様々な可能性を秘めた存在を自分という未熟な存在が育ててしまってもよいのだろうかという恐怖。
そのタイミングが来たら、覚悟を決めて色々やるけど、それまではグジグジしてしまう。
読書覚書『闇の自己啓発』第2部 第4章 宇宙開発
★気になったワードを箇条書き
★※は感想、気づき、連想
・暁氏は立派な尊敬すべきオタク
・「ホール・アース・カタログ」
・民衆にわかりやすい言語や文化の発見と啓発
※可視化させ、動きやすくする。スローガンじゃだめ、自分たちの姿をイメージさせる。
・イメージの制作過程が思考の深化、解釈の変化、コンセプトの創造につながる。
※書くということ、描くということ。思考の深化には同じような過程がありそう。
・ヘッケルとドグラ・マグラ
・「ナウシカ解読 増補版」
※読みたい
・テクノロジーが夢を形にする、フィクションは夢見られる欲望の内実を問うたり突き詰めたりする
・バッドエンド依存症
※幸せな嘘に甘えず厳しい現実を見る方が誠実
・ユートピア論
・設定されたルールに従うモデルの耐久テスト的な物語享受
※思考実験?
・宇宙探査とロボットの人格
・人格のコスパ(!)
・人権のない人間の形をしたナニカ
※人権の定義がそのうち変わる?
・人間の心の自律性とネットワーク
・集団的弥勒菩薩!!
・ニューロネット、国有プロジェクトやばい
・宇宙では自律するロボット、地上では人格の共有をする人間
・元々人間が持っていた機能を外部のモノに任せる
※人間に必要な能力、これから育ったり進化したりする能力は何だろう
・宇宙に人間がドンドン出ていける→総量功利主義→出生加速主義
・距離の暴虐は距離の恩恵に転じもする→今の社会に耐えられなければフロンティアを目指す→宇宙ごと超えていけ
感想
人間って何だろう。
幸せって何だろう。
人権について、幸福についての定義も色々と見直されていくし、変化に敏感になっとかないといけないな。
読書覚書『闇の自己啓発』第2部 第3章 AI・VR
★気になったワードは箇条書き
★※は感想など。
★できるだけ書名『』、本文が引用してる文章は孫引き回避の「」
・変性意識について
※トランス的な理解で良いのか
・アイソレーションタンク
※サイバーパンク2077の禅僧
・3Dプリンタにより、物質世界がデータの影、幽霊のようなものへ。データこそが本質に
※イデアの現実化?
・データの方が複製しづらい
・人間は良くできたロボット、人間が凄く扱いやすい道具は人間
※大ダーク、生ロボ
※教育はロボット作り?
・心が無条件で人間に備わっているとは限らない
※人間の定義とは?
※デス・ストランディング、デッドマン
・オルタナ右翼のミーム「NPC」の発想、輪廻転生、魂の総量は決まっている、哲学的ゾンビ
※発想面白
・人格のデータ化
※サイバーパンク2077、神輿
※サイバーパンク2077内の人間対AIの構図
※サイバーパンク2077はシンギュラリティ後?要確認
・オルダスハクスリー『すばらしい新世界』
・「文学は一種のメタゲーム」
・幸福のパターン化、パターンから逸脱するという幸福
・脳だけになりたい
※ダイレクトに脳に快楽物質送ったら酒も要らない
・身体拡張
・アニメ『楽園追放』
・報酬系の自主管理、やりきった感と効果は別物
・「意識は受動的な出力・結果に過ぎない」
・心の存在は証明できないけど、求められる心の動きを見せて、自分が敵でないことを相手に示していく
※心を感じないとか、そういうこと他人に言うのやめよう
☆感想というか思考のダダ漏れ
サイバーパンク2077、AIとか身体拡張について色々学び直して、もう一度遊びたい作品。
人でなしとか人の心が分からないとか、言われるけれど、それを自覚した先に生きづらさを解決する手段があるのかもしれない。
テクノロジーと悟り、テクノロジーで悟りという精神状態に至る手助けが出来るのかどうか、めちゃくちゃ興味がある。デジタルニルヴァーナ。デジタルディバイドニルヴァーナとか発生するのか。
人間対AIの構図以外有り得ないのか。ロボット三原則。鉄のラインバレル。意図的にAIの技術発展を遅らせる?
本当にAIが自我を持ち、人間の身体拡張の技術が進歩した後...何が人間を人間たらしめるのか。また、人間を人間とする必要性があるのか?
読書覚書『闇の自己啓発』第1部 第2章 中国
今回から、気になったワードを箇条書き、※で感想や思いつきを書いていく。変更もある。
・権威を下から批判するのがポピュリズムの基本戦略、香港デモもオルタナ右翼も反権威という面では一緒
・中国異質論へのアンチテーゼ
・ナッジ
・AIで統治、ポストヒューマン
・アルゴリズムが人を統治する
→よき市民へ教育
→人間は教育に失敗しても廃棄不可
→廃棄は不可だが放棄は可能(スラム)
※格差極まって行った未来か、中年引きこもりとか、こんな風になっていく?
・数値での誘導、言語要らぬ?
※いい人指数的な意味で監視社会か?
※十二国記も読みたい
※ソレスタルビーイングなるほど
・「ビギナーズクラシック 墨子」
・信用スコア
・アズレン
※日本のカルチャーへの愛が凄い
・功利主義の基準、中国は快、映画ジョーカーは自己決定権
※心の余裕がある時に、ジョーカーをみたい
・伊藤計劃『ハーモニー』
・統治功利主義とAI、自我の消去をされる人間
※人類補完計画は本当に幸福かどうか
※自由、個人主義、アイデンティティを、手放すことができるか。
・幸福の定義
※仮に幸福が定義付けられたとして(最大多数の最大幸福、快不快、金銭、自己決定権など多々あるだろうが)、システムやなんやなんやとして、誰かに(政府や権力に)押しつけられてしまえば納得は出来ない気がする。
※自分自身が、「納得」をかなり重視していることを気づく。自己決定との違いがあるかどうか、今後考えてみると自分というものがハッキリしそう。
※「天気の子」、この間の金ローで見れば良かった...
※ニーアレプリカント/ゲシュタルトもセカイ系の物語かどうか?
全体的な感想
個人の自由を突き詰めた結果としての前章のダークウェブ、対照的に個人が監視されてシステマチックに統治されていきそうな中国という構図。
中国に関しての理解不足。要勉強。
なぜこんなことを知る必要があるか?という点について、将来日本がどうなるか分からないけれど、どんな社会でどのように生きていきたいか、それに納得ができるか。
この本を読むモチベーションはそこになりそうだ。
知らないことを知り、分からないことに出会うことで、固まりがちな価値観にどんどん揺さぶりをかけていく。
読書や映画、アニメ、ゲームなど、様々な分野への水先案内人となりそうなこの本。
続きも楽しんで読んでいく。